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密行 最後の伴天連(ばてれん)シドッティ

2010年 第一版 新人物往来社/ 2013年 第二版 中経出版

「羅馬人に出会い候こと、一生の奇会たるべく候」 300年前、黒潮が南の島から1人の男を運んできた。それが日本の歴史を大きく左右した大事件の始まりだったことを知る人は、少ない。 屋久島、長崎、そして江戸。新井白石に『西洋紀聞』を書かせたイタリア人神父の凄絶な生涯を膨大な文献記録と実地調査を基に描く。
奇跡の発見! 没後ちょうど300年。2014年の夏、切支丹屋敷跡から3体の人骨が発見された。2年近くにわたる詳細なDNA調査の結果、その1体がシドッティ神父で、残りの2体が神父と共に殉教した長介、おはるのものであることが特定された。
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