2018年 Salvator-Paris サルバドール社（パリ）
1708年、鎖国の時代、外国人との接触（特にキリスト教の宣教師）は厳しく禁止、管理されていた。このような激しい迫害の中で、1708年10月12日、サムライに扮した外国人が屋久島にひそかに上陸した。彼の名前はジャン・バプティスト・シドッティ。イタリア人の宣教師だった。すぐに逮捕され、投獄された彼はに、虐待か死刑の選択肢しかなかった。しかし、儒教者で将軍の顧問である新井白石は、彼に尋問することにした。彼らの間において並外れた対話が行われた。
東洋と西洋を結びつけた2人の並外れた個性の稀に見る出会いの物語がここに。